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妊娠がわかったばかりの頃は、何を揃えたらいいのか本当にさっぱりわかりませんでした。とにかく情報が多すぎて、「何をいつ使うのか」「どれが本当に必要なのか」すら分からず、ぽつんと大海原に放たれたような気分。そんな中で、私が実際に買ってよかったなと思った腹帯と骨盤ベルトを、今回はまとめてみました。
腹帯は、妊娠5か月目の「戌の日」に安産を願って贈られるものとしても一般的ですが、それだけではありません。妊婦の体の負担を軽減するという目的もあります。自分に合った腹帯を選ぶことが重要です!目的に合わせた素材や形の選び方もご紹介します。
妊娠初期に買ってよかった腹帯・骨盤ベルト
妊娠初期の腰痛・骨盤痛に悩んだ話
妊娠が判明してすぐの頃、骨盤が「めりめりめり…」と広がっていくように、腰やお尻周辺が痛む日がありました。調べてみると、妊娠によって骨盤が緩んで広がっていくのは自然なことのようで、初期の「骨盤めりめり期」でした。(個人差があると思いますが、私は初期、中期、後期とポイントごとに「骨盤めりめり期」がありました)
ちょうど同じころ、母と一緒に、人生初のアカチャンホンポへ行ってみることに。目に飛び込んできたのは、ずらりと並ぶ「骨盤ベルト」と「腹帯」たち。
「へぇ~こういうのを用意するんだ~」と戌の日のこともよくわかってない能天気な私。なんだか、腰やお尻の痛みに効きそうだったので購入しようと思ったのですが…
どれを買ったらいいのか、本当にさっぱり分からない!
適当に良さそうなものを試着してみたものの、なんとなく腰が楽な気はするけど、決め手に欠ける。というか、どう決めていいのかわからない。結局その日は何も買わず、撤退しました。
犬印本舗の腹帯・骨盤ベルトの使用感と選び方の失敗談
後日、こちらも人生初の西松屋で再チャレンジ。(西松屋ってほんとすごいですね。こんな世界があったんだと、人生の新しい扉が開かれた気がしました)
とりあえず、一番安かった「犬印本舗の産前産後長く使える骨盤ベルト(3,779円)」と、涼しそうな「犬印本舗のオーガニックコットン妊婦帯セット(2,179円)」(リブ生地)を購入しました。これから暑くなるしという安易な考えでした。
しかし…
当時はまだ普通のワイドパンツなどを無理して履いていたので、骨盤ベルトをするとズボンが履けず、面倒になって使用を断念。また、痛みも日を追うごとにマシになってきたので、しばらく放置することに。
腹帯のほうも、薄手すぎてサポート力を感じず、「巻いてる意味ある…?」という状態。しかも、巻いた腹帯が下からくるくるめくれてしまい、鼠径部あたりで丸まるのがなんだか居心地悪い…。結局、腹帯も骨盤ベルトも活用できないまま、お蔵入りとなりました。
このときの私は、腹帯の用途を全く理解していませんでした。
先輩ママたちは一体どういう感覚で腹帯を着用しているのかを知りたくていろいろと検索してみると、「おなかが支えられて安心」とか
「守られている感じがする」といった声が多く、
そのときはじめて、なんのために腹帯をすべきなのか、したいのかを考えました。
商品自体が悪いのではなく、完全に私の素材選びが間違っていたんですね。ホールドしてほしいのに、リブ生地じゃだめよね…。
さまざまな種類やタイプがある腹帯・骨盤ベルト。
目的に合わせた形状・素材選びが重要です。
試着して感動!ワコールの腹巻レビュー
「もっとおなかを支えてくれるものがいいのでは?」と思い直し、口コミ評価の高いワコールの腹帯を試着しにいくことにしました。老舗下着メーカーだしやっぱりすごいんじゃないかと、またしても安易な考えです。
普段あまり立ち入らないデパートにちょっと緊張しながら、高級ブランドを横目にワコールへ一直線に向かいます。きれいに陳列された下着たちの中に腹帯を発見。落ち着いた店員さんがとても丁寧に対応してくれて、試着をさせてもらいました。
「す、すごい…!」
少しふっくらしてきたおなかが下から持ち上げられるような感覚で、しっかりとホールドされている。素晴らしい!これだよ腹帯って…!きっと!!
※犬印も母世代が使っていたりとかなり老舗ですよね。腹帯といえば!ということも承知しています。私の選び方が悪かったんです。
感激のあまり、すぐに購入!(結局こうなる…安物買いの銭失いとはこのことなんでしょう…。)
サイズはマタニティMを選びました。(160㎝普通体型)試着時点でちょうどいいサイズだったので、のちのちおなかが大きくなると苦しくなるかなという不安もありましたが、Lだとちょっとサポート力が落ちる感じがしたので、とりあえずMに。いま振り返ってもMでよかったです。伸びがすごいので、おなかが大きくなっていっても苦しくなることはありませんでした!
試着の時点でサポート力を感じるものを選ぶのがよさそうです。
その後、快適すぎて洗い替え用に2枚目を買いました。
最終的に愛用したpigeonの骨盤ベルトとは?
中期に入り、また骨盤がめりめりし始めた頃、妊婦健診で相談したところ「骨盤ベルトを使って」と助産師さんに言われました。「私は店で一番安かったpigeonのを使ってましたよ~」とのことだったので、あっさり心が揺れ動く私。
早速、pigeonのベルトを試してみたところ…
「これだーーー!」
ゴムベルトで前からしっかり引き締めるタイプで、骨盤がぐぐっと固定される感じが最高でした。
以前購入したものとの違いはベルトの形状。ベルトのヒップパネルをお尻の丸みに合わせるところまでは同じですが、そのあとが違いました。犬印のものは、左側のベルトを反対側、右側のベルト通しに内側から通して留め、そのあとに右側のベルトをぐっとひっぱることで骨盤を固定します。(一段階固定)
一方pigeonは、ヒップをお尻に合わせたら、両サイドの本体ベルトを恥骨の前で留めて、その上で本体ベルトの上についている外側ゴムベルトを左右から前に引っ張ることで骨盤をぐっと固定してくれます。(二段階で固定できる!)
この外側のゴムベルトが最高でした。ぐぐっと固定される…



このころにはさすがにマタニティ用のズボンやスカートを履くようになっていたので、中に骨盤ベルトを仕込んでも洋服に響くことがなくなっていました。
ようやく骨盤ベルト難民から脱却!それからはだいぶ腰やお尻まわりが楽になりました。長時間座ったりするとちょっと苦しいこともありましたが、そのときは外側のゴムベルトを洋服の上から触って緩めれば、骨盤ベルト全体が外れることなく、ほどよいゆるさに変更できました。
自宅用は別!柔らか腹巻の必要性とは?
ようやく解決した腹帯・骨盤ベルト問題。しかし、ちょっと問題もありました。ワコールの腹巻は外出時に最高でしたが、家ではサポート力がありすぎたのです。家でだらーんとしているとちょっと苦しい…かといって、腹巻を取るとなんだか心許ない…。
そこで再び西松屋をぶらついてみると、リブ素材の履くタイプの腹帯がなんと500円に値下げされているじゃありませんか!以前リブタイプは失敗していましたが、これは履くタイプなのでくるくるめくれ上がることもないだろう…すぐに購入しました。

早速その夜履いてみると、くるくる丸まることもなく、とっても柔らかくて、しかも安心感がある!夜寝るときも苦しくなく、Tシャツがはだけてもおなかが冷えることがありません。これはかなりの当たりでした。
そうか、リブ素材の腹帯はこういう用途のためにあったのか。ようやく理解できました。
【結論】日中と夜で使い分けるのが正解でした
- 日中・外出時:ワコールの腹巻+pigeonの骨盤ベルト
- 夜・家でのリラックスタイム:リブ素材の履くタイプの腹巻(西松屋)
日中はしっかりホールド、夜はゆるっと包まれる感覚。これが私にとってのベストな組み合わせでした。
素材によって叶えてくれる用途が違うんですよね!自分の希望に合わせて素材を選ぶと失敗がなさそうです。(そんな当たり前のことすらわかっていなかった…)
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